インスタの広告で応募
何気なくinstagram見ていたら「ポルシェに乗っていつもと違う一日を」という広告が目に止まり昔からポルシェ911には乗ってみたかったのと、それにリゾートホテルがセットになってるということで応募してみました。(応募したのは9月の広告だったので¥178,000 でした。)
実は応募した9月の時点で10月上旬に名古屋2泊3日、11月中旬に金沢4泊5日の旅行計画を立てていてどちらも都内の自宅から車での旅。この隙間に東京↔︎大阪の往復1,200kmの長距離車旅を組み込むのは体力的にも財布にも愛車にも結構ハードスケジュールですが、3組限定ならどうせ選ばれないだろうと軽い気持ちで応募したところまさかの当選メール。出たとこ勝負で当選してしまったけど「これがポルシェに乗る人生最後のチャンスだ!!」と天の声が聞こえた気がして決断。前金をお支払いしました。
広告主は、大阪でポルシェのレンタルサービスなどの事業を行っているポルシェゲート。
日程は、レンタカーとホテル側の調整も入り10月26日(木)~10月27日(金)に決定。
10月26日(木)の午前11時に大阪箕面市のポルシェゲートに到着して車体の説明を受け、12時出発という運びとなりました。これで憧れの名車ポルシェでセレブな芦屋の会員制高級リゾートに宿泊できる!!
琵琶湖で途中泊
しかし問題がひとつ浮上、午前11時迄に大阪の箕面市に到着するためには東京の自宅を少なくとも午前3時前には出発しないと間に合わない。徹夜のような状況で移動してその後ポルシェを運転できるのだろうか。しかも途中渋滞で遅延するリスクもあるので、ここは万全を期しての前日移動を検討。
という流れで大阪まで1、2時間で行ける場所、ついでに温泉もあるところ(何でこの状況で温泉に入ろうとするのか)を探しました。候補地として京都も浮上したけどインバウンドで大混雑という噂も聞いていたので前泊の場所と割り切って敢えて琵琶湖という微妙?な場所をチョイス。
ポルシェ911ターボSとのご対面
翌朝、8時過ぎにマリオット琵琶湖を出発し一部通勤渋滞に巻き込まれながらも10時前に箕面に到着したのでスターバックスコーヒー箕面小野原店で軽食の後ポルシェゲートに到着。するとまだ日差しが眩しい10月の太陽の下、すでに戦闘モードに入っているかのような純白のポルシェ911ターボSが真っ先に目に飛び込んできました。さすがにこれから搭乗する実車を目の当たりにすると期待が高まります。
それでもまだ予定時刻より早く着いたのでガレージ見学をさせていただきました。
オーナーに伺ったところポルシェは全部で40台所有し、現時点でナンバーの付いていないポルシェも今後丁寧にレストアをして走行できるようにするそうです。また20年、30年前の空冷エンジンのポルシェの方が実は面白いのだという話をされていて、別の機会に他の古い車種も乗りたくなりました。
多くの人に様々なポルシェを体験して一緒に楽しんでもらうのがこの仕事の喜びであると話すオーナーのポルシェ愛に満ちたガレージでした。
ポルシェだけでなくバイクやレーシングスーツの展示もあります。
モダンなカフェもガレージのある建物内に併設されていて、これなら彼女と来た人が車に夢中になって彼女をほったらかしても何の問題もありませんね。(なわけないか)
いざ出陣!!
恐る恐る(560psと聞けばそりゃ恐る恐るになるでしょ)アクセルを踏み込みどうにか発進。
ポルシェゲートさんのinstagramに投稿されている私の出陣の様子を拝借。
我が愛車もドイツ車なのでいきなりワイパー動かしてしまうような失態は回避できてよかった。ちなみに、ここまで一緒だった愛車はそのままポルシェゲートの駐車場に置いたままで夜間はスタッフの方にお願いしてガレージ内に移動していただいたので安心して旅に出られました。
実は、大阪で運転するのは初めてなので事前にドライブコースをある程度イメージしていて、街中の観光名所を回るより、高速道路で少し遠くまで走りたいと思い明石海峡大橋を渡り淡路島に人生初上陸してみました。
淡路SAを後にして、すぐ近くの今年5月に三重県で宿泊した統合型リゾートと同系列の「アクアイグニス淡路島」で焼きたてのパンをいただきました。
海沿いの一般道を少し走った後、高速に乗り再び明石海峡大橋を戻って一路芦屋に向かいます。
遅ればせながら今回のポルシェのスペック。
Porsche911 turboS (991型) 2014年式
エンジン :3.8リッター水平対向6 DOHC 24バルブ ターボ
最高出力 :560ps(412kW)/6500-6750rpm
駆動方式 : 4WD
詳しくは、こちら
991型は一世代前のモデルで今回のturboSは9年落ちという事になりますが、それでも中古車でも2千万円近くはするという車です。一般道を走行するのでサーキットのような走りは当然できませんが(その腕もありませんが)、背後でエンジンが唸ってるという非日常感がなんとも言えません。そのうえボディサイズがほんとに丁度いい、右ハンドルということもありますが、ほんの十数分走っただけで直ぐに身体の一部になったという感覚です。内外装とも綺麗に手入れされていて本当に多くのお客さんにも大事に乗られている車なんだなとしみじみ思いました。
旅行にはスーツケース(機内持ち込みサイズ55×40×25cm)を2つ使用してまして、これらを911の狭いトランクに積めるかが懸念事項でしたが、何とフロントのトランクにRIMOWAともう一つの黒いスーツケースが2つ重ねた状態で隙間なくピッタリと収まってしまいました。実はポルシェ911は最低限ドイツのRIMOWAが入る形状でトランク容量、形状を設計したのかなと勝手に想像を膨らませました。
残念ながらトランクにすっぽり収まった写真は撮り忘れましたが、ポルシェ911で旅行に出かける際にスーツケースを積む時の参考にしていただければと思います。後部座席だと安定させにくいので運転に集中できなくなる心配がありますね。
芦屋ベイコート倶楽部に到着
淡路島を後にして「芦屋ベイコート倶楽部」に到着。
会員制のリゾートホテルのため、一般の方はこのゲートから先は通行できません。
ゲートは通常閉められていて、ゲート脇に常駐してる係の方に宿泊の旨伝えると確認を取った後開けてくれます。この時は、とても会話の弾む女性の担当者の方で、この後ゲートを徒歩で通った際に私がカメラを持っていたこともあり夕景が映える撮影スポットなどを教えていただきました。
今回はバレーパーキングではないので、自ら1階の駐車場に入庫しましたが、そいうのがまた楽しみでもあります。2階のエントランスから戻り、この先のホテル手前を左に曲がったところが駐車場の入り口となっていて1階は全て駐車場という設計です。
というわけで全て屋内駐車場となります。雨風や直射日光を避けられるので高級車オーナーには嬉しいですね。平日なので車は少なかったですが、休日ともなると名だたる高級車が居並ぶ壮観な光景になること請け合いでしょう。
残念ながらポルシェとは、ここで一旦お別れしてホテルにチェックインします。
ディナーのイタリアンが楽しみです。